こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、白内障の原因と対策|気をつけておきたい眼の健康シリーズです。
「最近、なんだか視界がかすむ」「明るい場所で眩しさを感じるようになった」——そんな違和感を覚えたことはありませんか?
もしかすると、それは白内障の始まりかもしれません。
白内障は加齢とともに多くの人が経験する目の病気の一つですが、予防や進行を遅らせることは十分可能です。今回は、白内障の原因と日常でできる対策について、わかりやすく解説します。
白内障とは?
白内障は、目の中にある「水晶体(すいしょうたい)」というレンズが濁ることで、視界がぼやけたり、物が二重に見えたりする病気です。健康な水晶体は透明で、外から入る光を網膜に届ける役割を担っています。しかし白内障になると、このレンズが白く濁り、光が通りにくくなってしまうのです。
白内障の主な原因
1. 加齢
最も一般的な原因は「加齢」です。年齢を重ねると、体内の代謝機能が低下し、目の中のたんぱく質が変性して濁りやすくなります。特に60歳以上になると、多くの人に何らかの白内障の兆候が見られるといわれています。
2. 紫外線
紫外線も白内障の原因の一つです。長年にわたり太陽光を浴び続けることで、目に蓄積されるダメージが水晶体のたんぱく質を変化させ、白内障を引き起こします。日差しの強い地域やアウトドア活動が多い人は要注意です。
3. 生活習慣・疾患
喫煙、過度な飲酒、糖尿病なども白内障のリスクを高めます。特に糖尿病は、血糖値のコントロールがうまくいかないことで水晶体に糖がたまり、濁りを生じやすくなります。
4. 外傷や薬の副作用
目に強い衝撃を受けた際や、長期間ステロイド薬を使用している場合にも、白内障が進行することがあります。
白内障の対策と予防法
1. 紫外線対策をしっかりと
外出時は、UVカットのサングラスや帽子を着用することを習慣にしましょう。特に夏場や標高の高い場所では紫外線が強くなるため、目を守る意識が大切です。
2. バランスの良い食生活
抗酸化作用のある栄養素(ビタミンC、ビタミンE、ルテインなど)は、白内障の予防に効果的だといわれています。緑黄色野菜や果物、ナッツ類を積極的に摂るよう心がけましょう。
3. 健康管理を徹底する
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は白内障のリスクを高めるため、定期的な健康診断と日々の体調管理が重要です。禁煙や節度ある飲酒も目の健康にはプラスに働きます。
4. 定期的な眼科検診
早期発見・早期対応のためには、年に一度は眼科での検査を受けることをおすすめします。自覚症状が出る前に、医師の目で確認してもらうことが、健康な視力を保つ鍵となります。
まとめ
白内障は年齢とともに誰もが向き合う可能性のある病気ですが、日々の心がけ次第で進行を遅らせることができます。
紫外線対策や栄養バランスの良い食事、生活習慣の見直しは、目の健康を守るうえで非常に重要です。
人生100年時代、いつまでも鮮明な視界で日々を楽しむために。今からできる「目の健康習慣」を、今日から始めてみませんか?