健康・フィットネス

健康にいいと分かっていても続けられない理由

こんにちは、Takamiです。

今回のテーマは、健康にいいと分かっていても続けられない理由と、その乗り越え方です。

はじめに

「運動は健康にいい」「睡眠は大切」「食事は未来の自分をつくる」——これらの言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。SNSやテレビ、雑誌など、至るところで目にする健康情報。多くの人が、それを頭では理解しているはずです。
なのに、なぜ私たちは続けることができないのでしょうか?

正直に言うと、僕自身も例外ではありません。「健康のために運動を」と言いながら、疲れた日にはサボってしまう。「早く寝よう」と思っても、ついスマホを見て夜更かし。食事も、忙しいと手軽なもので済ませてしまう。
「分かっているのに、できない」このもどかしさは、多くの人が抱えている悩みだと思います。

続けられないのは「意志が弱いから」ではない

まず伝えたいのは、「続かないのは意志が弱いから」ではないということです。私たちはみな、それぞれ忙しく、日々の生活の中で無数の選択をしています。その中で“健康のためにいい行動”を毎回選ぶのは、実はとてもエネルギーが必要なことなのです。

人間の脳は「変化を避けたがる」性質を持っています。たとえそれが良い変化であっても、習慣化されていない行動には抵抗を感じやすいのです。だから、健康的な行動を「続ける」ためには、意志の力に頼らずに「仕組み化」していく必要があります。

続けるためのコツ:3つのアプローチ

1. プロにまかせる(運動編)

運動を一人で続けるのは、実はとても難しいことです。やる気が出ない日もありますし、正しいフォームや方法が分からず不安になることもあるでしょう。
だからこそ、「運動はプロにまかせる」のが一つの選択肢です。パーソナルトレーナーやオンライン指導などを利用すれば、自分に合ったメニューを組んでもらえ、定期的なフィードバックが得られます。自分ひとりでは続かない運動も、他者と関わることで習慣に変わっていくのです。

2. 予定の先取り(睡眠編)

睡眠時間を確保するには、「夜になったら早く寝よう」と思っても難しいものです。なぜなら、夜には仕事の疲れやスマホの誘惑が待っているからです。
そこで有効なのが「予定の先取り」です。例えば、あらかじめ「今日は22時に寝る」と決めておき、そのために夕方から行動を逆算します。晩ごはん、お風呂、片付けなどを早めに済ませると、自然と早く寝る流れがつくれます。「寝る時間」ではなく、「寝るための行動」を日中から意識することがポイントです。

3. 自炊で“栄養価”を優先(食事編)

健康的な食事=自炊、と思っても、「時間がない」「面倒くさい」という声は多いです。しかし、自炊の魅力は“栄養価”を自分でコントロールできる点にあります。
コンビニや外食では、どうしても糖質や脂質が多くなりがちです。一方で、自炊ではたんぱく質やビタミン、食物繊維などを意識して取り入れやすくなります。
始めは凝った料理でなくてOK。レンジでチンできる温野菜や、焼くだけの魚・鶏肉、玄米や納豆などを組み合わせるだけでも、食事の質は大きく変わります。最初は週に2回の自炊からでも十分です。

健康習慣は「気合い」より「工夫」

健康的な生活は、決して“気合い”だけで作られるものではありません。むしろ、日々の中に「続けやすい仕組み」を用意してあげることが、一番の近道です。

過去に紹介してきたように、運動はプロと一緒に、睡眠はスケジュールで管理し、食事は簡単な自炊から始める。完璧を目指す必要はありません。少しずつ、自分に合ったやり方で、「健康でいられる未来」を積み重ねていきましょう。

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