こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、脱水症状のサインを見逃さないで!です。
「トイレが面倒」で水分を我慢していませんか?
暑い季節や運動中だけでなく、実は日常のあらゆる場面で、私たちは知らず知らずのうちに「軽度の脱水症状」に陥っていることがあります。
特に、「トイレに頻繁に行きたくないから」と水分補給を控える人は要注意。体は正直で、きちんとサインを出してくれています。
今回はそんな「脱水症状のサイン」とその対策について、改めてお伝えしたいと思います。
脱水症状って何?
脱水症状とは、体内の水分と電解質(ナトリウムやカリウムなど)のバランスが崩れることで、さまざまな不調を引き起こす状態を指します。
人の体の約60%は水分で構成されており、わずか1〜2%でも失われると、パフォーマンスが低下し、5%以上になると重度の症状が出てきます。
こんなサインに気づいたら要注意!
以下は、軽度〜中等度の脱水症状の主なサインです:
•口や喉が異常に渇く
→体は水が足りないことを本能的に知らせています。
•尿の色が濃くなる
→理想的な尿の色は「薄いレモン色」。濃い黄色や茶色に近い場合は脱水気味。
•尿の回数が減る
→「出さない=体に水がない」サイン。朝から数回しか尿意を感じない場合は注意。
•頭痛やめまい、倦怠感
→脳への血流や酸素供給が減っている可能性があります。
•肌のハリがなくなる
→皮膚を軽くつまんで戻るのが遅ければ、脱水の可能性。
•集中力や判断力の低下
→水分が足りないと、脳の働きも鈍くなります。
水分補給のコツ:「たくさん飲んで、たくさん出そう」
「トイレが面倒だから」という理由で水を控えるのは、まさに本末転倒です。
体の巡りを良くするには、しっかり水分を摂り、きちんと排出することが大切。汗や尿で老廃物を外に出すことは、体をきれいに保つことにもつながります。
「たくさん飲んで、たくさん出そう」――これが健康な体の基本サイクルです。
水でじゅうぶん。スポーツドリンクの飲みすぎに注意!
「運動しているから」「暑いから」と、毎回スポーツドリンクを飲んでいませんか?
たしかに、1時間以上の激しい運動や大量の発汗を伴うシーンでは、電解質補給のためにスポーツドリンクが役立ちます。
ですが、それ以外の日常生活や短時間の運動においては、基本的に水でじゅうぶんです。
スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、飲み過ぎると血糖値の急上昇や体重増加のリスクも。特に糖尿病予備軍の方や体重管理中の方は要注意です。
まとめ
脱水症状は、ちょっとした不調と思われがちですが、放っておくと熱中症や腎機能の低下など、深刻な健康問題を招きかねません。
日頃から脱水のサインに敏感になり、こまめな水分補給を心がけましょう。
最後にもう一度強調します――
「たくさん飲んで、たくさん出そう」
それが、体の巡りと健康を守る合言葉です。
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