こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、知っておきたいストレングスファインダー|強みを知ることが、人生を変える第一歩です。
「自分にはどんな強みがあるのだろう?」
そう思ったことはありませんか?
誰しも、自分の弱点には敏感でも、自分の“強み”には意外と気づいていないものです。
今回ご紹介するのは、そんな“自分の強み”を客観的に知るためのツール、ストレングスファインダー(StrengthsFinder)です。企業の研修でも活用されているこの手法は、働く人だけでなく、学生や主婦、フリーランスなど幅広い人におすすめできるものです。
この記事では、ストレングスファインダーの概要から、実際の活用方法までをわかりやすく解説します。
ストレングスファインダーとは?
ストレングスファインダーは、アメリカの調査会社「ギャラップ社」が開発した強み診断テストです。
約30分ほどのオンラインテストに答えることで、自分の思考や行動のパターンを分析し、34の資質のうち、自分に最も強く表れている上位資質を導き出します。
書籍『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』という本にアクセスコードが付いており、それを使うことで診断を受けることができます。
34の資質とは?
ストレングスファインダーでは、私たちの強みを34の資質に分類しています。たとえば、以下のような資質があります。
•達成欲(Achiever):毎日成果を出したいという強い欲求を持つ
•共感性(Empathy):他人の感情を読み取り、寄り添う力
•着想(Ideation):新しいアイデアをどんどん生み出す
•分析思考(Analytical):物事の原因や構造を冷静に分析できる
•社交性(Woo):初対面の人とでもすぐに打ち解けられる
どれが優れている、劣っているということはなく、「あなたにとって自然な行動パターン」を見つけるためのツールです。
なぜ強みを知ることが大切なのか?
私たちは、つい「苦手を克服しよう」と努力してしまいます。でも、苦手なことを頑張っても、エネルギーは減り、自己肯定感も下がりがち。
一方で、得意なこと=強みに目を向け、それを活かすことで、楽しく成果を出すことができるようになります。
たとえば、「人と話すのが好き」という人が営業の仕事につけば、自然と力を発揮できますよね。
逆に、「深く考えるのが得意」という人は、分析や企画の仕事に向いています。
ストレングスファインダーは、自分の“向いている環境”や“得意な働き方”を知るヒントになります。
実際にどう活かせるのか?
1. 自分の行動の「理由」がわかる
「なぜ自分はこう感じるのか?」
「どうして人とぶつかりやすいのか?」
そんな疑問が、資質を通して見えてくることがあります。
たとえば、「慎重さ(Deliberative)」という資質を持っている人は、リスクを避ける慎重な性格です。この人がスピード重視の環境にいると、ストレスを感じやすいかもしれません。
2. チームでの役割分担に使える
ストレングスファインダーは、チームビルディングにも有効です。
メンバー全員が診断を受け、お互いの強みを共有することで、「誰がどんな役割に向いているか」が見えてきます。
たとえば、計画が得意な人、アイデアを出すのが得意な人、人をつなぐのが得意な人。バラバラな個性があってこそ、良いチームが生まれます。
3. 転職・副業のヒントになる
自分の強みを知ることは、自分に合った働き方を見つけるヒントにもなります。
「人の相談に乗るのが得意」ならカウンセラーやコーチの道、「データ分析が得意」ならマーケティングや企画職など、自分らしいキャリア選択に役立ちます。
書籍だけでは伝わりにくい部分も
ストレングスファインダーに興味があっても、「書籍が分厚くて読みにくい」「理論が難しい」と感じる人も多いはず。
でも安心してください。診断を受ければ、簡単な解説と一緒に自分の資質がリスト化されますし、解釈はあとからでもゆっくり学べばOKです。
実際にやってみると「なるほど、自分ってこういう人間だったのか」と驚きや納得があるはずです。
まとめ
ストレングスファインダーは、「自分を知る」ためのツールであり、「他人との違いを受け入れる」ヒントでもあります。
•自分の強みがわからない
•もっと仕事や人間関係をうまくやりたい
•キャリアに悩んでいる
そんな方には、ぜひ一度診断を受けてみることをおすすめします。
あなたの“本来の強み”は、意外なところに隠れているかもしれません。