こんにちは、今回テーマは、「ベストな体重はどう決まるか」です。
ダイエットやボディメイクをしていると、誰もが一度は「自分にとってベストな体重って何キロなんだろう?」と思ったことがあるのではないでしょうか。
実は、ベストな体重は「数字」だけでは決まりません。見た目・体調・筋肉量・生活の快適さなど、複数の要素が関係しています。
体重の基準は「BMI」だけではない
健康診断などでよく見るBMI(ボディ・マス・インデックス)。これは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値で、一般的には次のように分類されています。
・18.5未満:低体重(やせ)
・18.5〜24.9:普通体重
・25以上:肥満
BMIは「病気のリスクを減らすための指標」としては有効ですが、必ずしも“理想的な見た目”や“パフォーマンスの高い身体”を示すわけではありません。
たとえば、同じ身長・体重でも、筋肉量が多い人と少ない人では見た目がまったく違うことがあります。
例:身長165cmで体重60kgの人
筋肉が多い人 → 引き締まって健康的な印象
筋肉が少ない人 → ややぽっちゃり見えることも
つまり、同じ数字でも“中身”が違えば、ベスト体重は人それぞれなのです。
本当の「ベスト体重」は“快適さ”で決まる
数値や見た目も大切ですが、自分の身体が最も調子よく動く体重を知ることが本当の意味でのベスト体重を見つける鍵です。
次のような状態のとき、あなたは“ベスト体重”に近い可能性があります。
・朝スッキリ目覚められる
・日中の疲れが軽い
・体が軽く感じる
・好きな服を気持ちよく着られる
・気分が安定している
これらは体重計では測れない感覚ですが、「健康の持続時間」を伸ばす上で最も大切な指標です。
筋肉と代謝がベスト体重を変える
トレーニングをしている人は、筋肉が増えることで体重が増えることがあります。しかし、それは悪いことではありません。
筋肉が増える → 代謝が上がる → 脂肪が燃えやすくなる → 結果的に身体が引き締まる
つまり、筋肉量が増えれば「体重が増えても健康的に見える」のです。
数値を気にしすぎず、鏡に映る自分の姿や、日々の体調に耳を傾けることが大切です。
体重よりも「体組成」を見よう
最近は家庭用の体重計でも、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルなどが測れるモデルが増えています。
・体脂肪率:男性15〜20%、女性20〜25%を目安に
・筋肉量:増えていれば代謝が上がる
・内臓脂肪:数値が高いと生活習慣病リスク上昇
これらを定期的にチェックすることで、“体重が増えた=太った”ではなく、“筋肉が増えている”可能性も分かるようになります。
ベスト体重は「変化する」もの
ライフステージや生活リズムによって、ベスト体重は変わります。
20代のベスト体重と、40代・50代のベスト体重は違って当然です。ホルモンバランスや筋肉量が変わるため、同じ体重でも感じ方が変わります。
大切なのは、「今の自分に合った体重」を見つけること。数字を追うよりも、健康の持続時間を長くする体重を探していきましょう。
まとめ:あなたのベスト体重は「あなたの体が知っている」
・BMIはあくまで参考値
・見た目と体感のバランスを大切に
・筋肉量が増えれば体重の見方も変わる
・ライフステージごとにベスト体重も変化する
体重はあくまで「目安」。体が軽く、気分も前向きで、日々が快適に過ごせる。その状態こそが、あなたにとっての“ベスト体重”です。
数字に縛られず、自分の体の声に耳を傾けていきましょう。

 
											 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															