健康・フィットネス

トレーニングシューズの選び方

こんにちは、今回テーマは、「トレーニングシューズの選び方」です。

トレーニングを始めたばかりの人にとって、「どんな靴を履けばいいのか?」というのは意外と悩むポイントです。
実は、靴の選び方ひとつでトレーニングの質も安全性も大きく変わるんです。

なぜトレーニングシューズ選びが重要なのか

筋トレで力を発揮するには、地面をしっかり踏みしめる安定感が必要です。
しかし、ランニング用のシューズなど、クッション性の高い靴を履いていると、踏み込みの力がソールに吸収されてしまいます。

柔らかいソール=衝撃吸収には良いが、筋トレではパワーロスの原因に。

つまり、「柔らかい靴=足に優しい」ではなく、「柔らかすぎる靴=力が逃げる」ということ。
ウエイトトレーニングでは、地面との一体感が何より大切になります。

筋トレに向いているシューズの特徴

① ソールが薄くて硬い

厚底やフワフワした靴はNG。
スクワットやデッドリフトのように地面を押す動作では、薄くて硬いソールの方が安定します。
地面からの反力をダイレクトに伝えられるため、フォームも安定しやすくなります。

② フラット(傾斜が少ない)

一般的なランニングシューズは、かかとが高くつま先が低い構造(ドロップ)になっています。
しかし筋トレでは、フラットな靴の方が体重を均等に支えられ、バランスが取りやすくなります。

③ グリップ力がある

滑りやすい靴底では、特にデッドリフト時に危険です。
ラバー素材など、床をしっかりつかむグリップ性能のあるシューズを選びましょう。

良い例:ソールが薄く、フラットで、グリップ力のある「リフティングシューズ」や「トレーニング専用シューズ」。

避けたいシューズのタイプ

× ランニングシューズ(ソールが厚くて柔らかい)
× バッシュやスニーカー(クッションが強く不安定)
× サンダルやスリッポン(足首が固定されない)

一見おしゃれでも、フォームの安定性を損なう靴はトレーニング効率を下げる原因に。
「脚がぐらつく」「踏ん張れない」と感じたら、まず靴を見直してみましょう。

おすすめのトレーニングシューズ

最近は、初心者でも履きやすいトレーニング専用モデルが増えています。たとえば、

  • ナイキ「Metcon(メトコン)」シリーズ
  • Reebok「Nano(ナノ)」シリーズ
  • アディダス「Powerlift」シリーズ

これらはすべて、フラットソール+安定性重視の設計で、脚の力を無駄なく伝える設計になっています。

初心者の方は、まず「トレーニング専用」と明記された靴を選ぶのが安心です。

トレーニングシューズを長く使うコツ

① 屋内専用にする

ジム内でのみ使用することで、ソールの摩耗を防げます。外履きと兼用にすると、靴底が滑りやすくなる原因になります。

② 定期的にチェック

ソールが削れて傾いてきたら交換のサイン。
足首や膝の違和感を感じる前に、新しい靴に替えましょう。

靴は「消耗品」です。定期的に見直すことで、ケガ予防にもつながります。

まとめ:靴選びは「安全」と「パフォーマンス」を守る投資

トレーニングシューズは、単なるファッションではありません。
足元が安定すれば、フォームが整い、筋肉にも効かせやすくなります。

「地面を捉える感覚」を大切にして、自分の身体と向き合う時間をより豊かにしていきましょう。

今日のトレーニングを支えるのは、あなたの足元です。
靴を変えるだけで、身体も心も前向きに変わっていきますよ。

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