こんにちは、今回のテーマは、早歩きの健康効果です。
「運動しないといけないのは分かっているけど、なかなか続かない…」という人でも、今日からすぐに始められるのが“早歩き”です。
ジムに行かなくても、専用の道具がなくても、ただ歩くスピードを少し上げるだけ。
それだけで、実は寿命に直結するほどの健康メリットがあることが分かっています。
早歩きとは?どれくらいのスピード?
まず「早歩きってどれくらい?」という疑問ですが、目安はとても簡単です。
・会話はギリギリできるけど、息が少し弾むくらい
・普段より“気持ち早く”歩く程度
特別な測定は不要で、普段の歩行より「少し頑張っている感」があればOKです。
早歩きの健康効果
① 心肺機能の強化
早歩きはランニングより負荷が低い一方で、心肺には十分な刺激が入ります。
息が弾む程度の運動は、心臓や肺をやさしく鍛え、動脈硬化・心疾患のリスク低下に役立ちます。
② 血糖値・脂肪のコントロールに最適
食後や移動時間に早歩きを取り入れると、筋肉が糖を使うため、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
実は、ゆっくり歩くより1.5倍以上の脂肪燃焼効果が期待できるという研究もあります。
③ メンタルの安定にも効く
リズムよく歩く運動は、脳からセロトニンが分泌されやすくなり、
気分の落ち込み・ストレスの減少が期待できます。
④ 歩くスピードは寿命に直結する
興味深いことに、複数の国で行われた研究では、“歩くスピードが速い人ほど長生きしやすい”という結果も出ています。
スピードが速い=筋力が保たれている
スピードが速い=心肺が元気
→ つまり「健康の持続時間」が長いという証拠
まさに、あなたの「生きる体力」の指標になるのが歩くスピードなんです。
早歩きを習慣にするコツ
① 信号と信号のあいだだけ早歩き
ずっと頑張る必要はありません。区切りをつくると続きやすくなります。
② 目的地の手前1〜2駅を歩く
特に通勤のある人は強力です。毎日のルーティンに組み込みやすいのがメリット。
③ Apple Watchやスマホで“歩行ペース”を確認
「今よりちょっと早く」が分かると、習慣化しやすいです。
ペースを記録するだけでも、自然とスピードが上がる“記録効果”があります。
早歩きをするときの注意点
① 姿勢に気をつける
背中が丸まると効率が落ちるだけでなく、腰痛の原因にも。
・軽く胸を張る
・骨盤を立てる
・腕を後ろに引き、肩を振りすぎない
② 靴選びは重要
靴底がすり減った靴やクッションの少ない靴は、膝に負担をかけます。
ランニングシューズほどでなくても、クッション性のあるウォーキングシューズを選びましょう。
③ 食後すぐの全力歩きはNG
食後20〜30分以内は、全力に近い早歩きは避けるのがベター。
消化の負担になることがあります。
まとめ:早歩きは「健康の持続時間」を延ばす最高の習慣
早歩きは、体力に自信のない人でも取り組めて、運動の中でも特に効果が高い方法です。
・心肺を強化
・血糖値の安定
・脂肪燃焼
・メンタル改善
・寿命にも関係
まさに、あなたの「健康の持続時間」を延ばすための最強の投資。
今日の移動から「ちょっとだけ早く歩く」をぜひ取り入れてみてください。
