美容・メディカル

お肉をたくさん食べれない理由 ~脂と融点の関係~

こんにちは、Takamiです。

今回のテーマは、お肉をたくさん食べれない理由 ~脂と融点の関係~です。

若い頃は焼肉やステーキを思い切り食べられたのに、歳を重ねると「もうお肉は1枚で十分」「脂っぽくてたくさんは食べられない」という声をよく耳にします。食欲があっても、美味しいのは最初の一口や二口だけで、後半は重たく感じることもあるでしょう。これは、加齢による消化能力の変化だけでなく、「脂」と「融点」の関係が影響している可能性があります。

今回は、お肉の脂の特徴と、その種類による違いについて解説します。

脂の融点とは?

脂の融点とは、脂肪が固体から液体に変わる温度のことです。脂肪は融点が高いほど体温で溶けにくく、消化吸収が難しくなります。一方で、融点が低い脂肪は体温で溶けやすいため、胃腸に負担をかけにくいという特徴があります。

たとえば、以下のような例があります。

•牛肉:融点が40℃前後と比較的高めのため、口の中で脂が溶けにくいことがあります。
•豚肉:融点が30~40℃程度で、牛肉に比べてやや溶けやすい脂を含んでいます。
•鶏肉:融点が20~30℃程度と低く、体温で溶けやすい脂が特徴です。

脂の融点が高いほど、食べた後に胃で溶けるまで時間がかかり、重たさを感じやすくなるのです。

年齢と脂肪消化能力の変化

歳を重ねると、消化酵素の分泌量が減少し、胃腸の動きが鈍くなることがあります。このため、特に脂肪分の多い食材を消化するのに時間がかかり、胃もたれを感じやすくなります。若い頃は問題なく処理できていた牛肉の霜降りなども、歳を取ると重く感じる原因のひとつです。

さらに、消化不良だけでなく、脂の融点が高い肉を多く食べることで胃に負担がかかり、長時間「胃がもたれる」状態が続くことがあります。

肉の種類による違い

1. 牛肉

牛肉は特に霜降り肉に多くの脂肪が含まれます。この脂肪は融点が高く、体温(約36~37℃)では完全に溶けないこともあります。そのため、口の中で脂がべったりと残りやすく、胃でも溶けにくい特徴があります。

2. 豚肉

豚肉は牛肉に比べて脂の融点がやや低いため、消化しやすい部位が多いです。特に脂肪の少ないヒレやもも肉を選ぶと、さらに胃もたれを防ぎやすくなります。

3. 鶏肉

鶏肉は脂肪の融点が低いため、消化しやすく胃に負担が少ないのが特徴です。さらに、鶏むね肉などの脂肪分が少ない部位を選ぶと、より軽い食事になります。

年齢に合わせた肉の楽しみ方

「もうお肉は食べられない」とあきらめる必要はありません。年齢や体調に合わせて、脂肪分の少ない部位や脂の融点が低い肉を選ぶことで、無理なくお肉を楽しむことができます。

おすすめの工夫

1.脂肪分の少ない部位を選ぶ
 牛肉ならヒレ肉、豚肉ならロースやヒレ肉、鶏肉ならむね肉やささみが胃に優しい選択です。
2.調理方法を工夫する
 脂を落としやすい焼き方(グリルやロースト)や、スープや煮込み料理にすることで、脂の重たさを軽減できます。
3.適量を心がける
 無理にたくさん食べようとせず、「最初の美味しい一口」を楽しむことを重視しましょう。

まとめ

お肉をたくさん食べられなくなるのは、単に歳を取ったからというだけでなく、脂肪の融点や消化能力の変化が関係しています。脂の融点が低い種類のお肉を選ぶことで、負担を軽減しつつ、美味しいお肉を楽しむことができます。

「少しの量で満足感を得る」ことを意識しながら、自分の体に合った食べ方で、これからもお肉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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