こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、卵別タンパク質選手権!最も効率よくタンパク質が摂れる卵はどれだ?です。
はじめに
卵といえば、栄養価の高い食材の代表格。特にタンパク質を豊富に含んでいることから、筋トレやダイエット中の人には欠かせない存在です。
しかし、「卵」とひと口に言っても、私たちの身の回りには実にさまざまな卵があります。鶏卵(にわとりの卵)をはじめ、うずらの卵、いくら、たらこ、キャビア…これらも立派な「卵」です。
そこで今回は、「卵別タンパク質選手権」と題して、各種卵に含まれるタンパク質を【可食部100gあたり】の割合で比較し、最も効率よくタンパク質を摂れる“優秀な卵”を決定します!
エントリーNo.1:鶏卵(にわとり)
•タンパク質:12.3g/100g(Mサイズ1個あたり約6g)
•カロリー:151kcal/100g
栄養バランスに優れた完全栄養食品として知られる鶏卵。手軽で安価、料理のアレンジも多彩な点から、圧倒的な使用頻度を誇ります。黄身と白身の比率もよく、吸収効率が高いのも特徴。
エントリーNo.2:うずらの卵
•タンパク質:11.8g/100g(1個あたり約1.1g)
•カロリー:179kcal/100g
小さいながらも栄養価の高いうずらの卵。鶏卵とほぼ同じ割合のタンパク質を含みます。独特のコクがあり、料理のアクセントとして人気です。ただし1個が小さいため、タンパク質補給としては数を多く食べる必要があります。
エントリーNo.3:いくら(鮭の卵)
•タンパク質:32.6g/100g
•カロリー:272kcal/100g
まさかの高タンパク!いくらは実はかなり優秀なタンパク源です。脂質が多いためカロリーも高いのですが、100g中に含まれるタンパク質量は、今回の選手権の中でもトップクラス。オメガ3脂肪酸なども豊富に含まれ、抗炎症作用も期待できます。
エントリーNo.4:たらこ(スケトウダラの卵)
•タンパク質:24.0g/100g
•カロリー:140kcal/100g
いくらに次いで高タンパクなのがたらこ。塩分が高めなので摂りすぎには注意ですが、少量で効率よくタンパク質を摂れる優秀選手。ご飯との相性は抜群で、手軽に取り入れられるのも魅力です。
エントリーNo.5:明太子(たらこの加工品)
•タンパク質:21.0g/100g
•カロリー:121kcal/100g
明太子も加工品とはいえ、たらこと同様に高タンパク。ピリ辛で食欲をそそりますが、こちらも塩分に注意。おつまみ感覚で少量ずつ楽しむのがおすすめです。
エントリーNo.6:キャビア(チョウザメの卵)
•タンパク質:24.6g/100g
•カロリー:264kcal/100g
高級食材キャビアも、実は高タンパクな食材のひとつ。脂質も多めなのでカロリーは高いですが、ビタミンB12やセレンといった微量栄養素も豊富。ただし、日常的に食べるにはコストが高すぎるのが難点。
タンパク質効率ランキング(100gあたり)
順位 | 卵の種類 | タンパク質量(g) |
---|---|---|
1位 | いくら | 32.6g |
2位 | キャビア | 24.6g |
3位 | たらこ | 24g |
4位 | 明太子 | 21.0g |
5位 | 鶏卵 | 12.3g |
6位 | うずら卵 | 11.8g |
優勝は「いくら」!でも使い分けがカギ
タンパク質量で見ると、1位は「いくら」でした。意外に思った方も多いかもしれませんが、魚卵は非常に栄養価が高く、タンパク質も豊富なのです。
ただし、脂質や塩分も多く含まれるため、毎日大量に食べるのは現実的ではありません。やはりバランスよく、用途に応じて使い分けることが大切です。
普段の食事ではコスパや使いやすさを考えて「鶏卵」、おつまみや少量で栄養を取りたいときは「たらこ」「いくら」など、目的によって選びましょう。
まとめ
「卵」と一言で言っても、その種類や栄養価は実にさまざま。今回の比較で、魚卵系の卵が高タンパクであることが明らかになりました。
とはいえ、すべてに共通するのは「卵は優秀な栄養源」だということ。今後の食生活で、ぜひいろんな卵を上手に活用して、効率よくタンパク質を摂っていきましょう!