美容・メディカル

子どもの日焼けと対策

こんにちは、Takamiです。

今回のテーマは、子どもの日焼けと対策 〜今こそ始めたい、成長期の紫外線ケア〜です。

暑い季節がやってきました。外で思いっきり遊ぶ子どもたちの姿を見ると、夏の訪れを実感します。大人にとっては懐かしい光景かもしれません。昔は日焼け止めを塗ることもなく、真っ黒になるまで外で遊ぶのが当たり前でした。

しかし、近年では「子どもにも紫外線対策が必要」という認識が広がってきています。それはなぜでしょうか?

子どもの肌は大人よりも紫外線に弱い

子どもの皮膚は、大人と比べて約1/2〜2/3の厚さしかありません。そのため、紫外線が皮膚の奥深くまで届きやすく、ダメージを受けやすい状態です。さらに、日焼けによる炎症(サンバーン)を起こしやすく、赤く腫れたり、水ぶくれになることもあります。

また、子どもの頃に浴びた紫外線の影響は、将来にわたって肌の健康に影響を及ぼす可能性があります。特に注意したいのが、皮膚がんのリスクやシミ・そばかすの原因になることです。

紫外線は目や体調にも影響

紫外線は肌だけでなく、目にも悪影響を与えます。例えば、強い紫外線を長時間浴びることで、「紫外線角膜炎」「白内障」など、将来的な目の疾患につながる可能性があります。

さらに、紫外線は免疫力の低下や体力の消耗にも関係しています。強い日差しの中で長時間過ごすと、疲れやすくなったり、熱中症のリスクも高まります。

子どもにできる紫外線対策

子どもの紫外線対策は、無理なく、楽しく、日常に取り入れられることが大切です。以下のような方法をおすすめします。

1. ラッシュガードを着る

水遊びやプール、海で大活躍するのがラッシュガード。薄手で速乾性があり、UVカット機能があるものを選べば、肌をしっかり守ってくれます。子ども用にもカラフルで可愛いデザインが多く、嫌がらずに着てくれることが多いです。

2. 帽子をかぶる

日差しを直接頭に受けるのを防ぐために、つばの広い帽子が効果的です。首の後ろまでカバーできるタイプだと、さらに安心。通気性の良い素材を選ぶことで、熱がこもらず快適に過ごせます。

3. 長袖・長ズボンを活用する

暑い季節に長袖?と思われるかもしれませんが、UVカット加工された薄手の素材であれば、涼しさを保ちながら紫外線を防ぐことができます。特にアウトドアや長時間の外出時におすすめです。

4. サングラスの習慣化

子ども用のUVカット機能付きサングラスも、目を守るために有効です。最初は違和感を覚えるかもしれませんが、帽子と一緒に習慣づけることで、抵抗なくつけてくれるようになります。

5. 日焼け止めの活用

肌が露出する部分には、こまめに日焼け止めを塗りましょう。子ども用の日焼け止めは、低刺激で石けんで落とせるタイプが多く出ています。SPF30以上・PA++以上が目安。汗や水で落ちやすいので、2〜3時間おきの塗り直しが必要です。

おわりに

子どもたちの元気な笑顔は、家族にとって何よりの宝物。その笑顔を守るためにも、「紫外線対策」は今すぐ始めておきたい健康習慣です。

大切なのは、「日焼け=健康的」という昔のイメージにとらわれず、未来の健康を守るための準備として紫外線と向き合うこと。親子で楽しく取り組める工夫をしながら、今夏も元気いっぱいに過ごしていきましょう。

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