こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、季節別パジャマの最適解|快眠のカギは“素材選び”にありです。
はじめに
「パジャマなんて、正直なんでもいいでしょ?」
そんな風に思っていませんか?
実はそれ、快眠を遠ざけているかもしれません。
人は眠っている間にコップ1杯分もの汗をかくといわれています。その汗をどう処理できるか、つまり“どんなパジャマを着て寝るか”が、睡眠の質を大きく左右するのです。
本記事では、季節ごとの気温・湿度に合わせた「最適なパジャマ素材」と「選び方のポイント」をご紹介します。快適な眠りのために、ぜひ参考にしてください。
春(3月〜5月)|寒暖差に対応できる「ガーゼ素材」がおすすめ
春は寒暖差が大きく、日中は暖かくても朝晩は冷える…という日も少なくありません。そんな春にぴったりなのが、「二重ガーゼ」のパジャマです。
おすすめ素材:綿(コットン)ガーゼ、ダブルガーゼ
•通気性が良く、汗を素早く吸収してくれる
•軽やかで肌触りもやさしい
•重ね着不要で体温調節しやすい
また、ゆったりとしたシルエットの上下セットなら、寝返りもしやすく、ストレスなく眠れます。
夏(6月〜8月)|吸汗性・通気性に優れた「麻」や「冷感素材」を選ぶ
夏の夜はとにかく暑くて寝苦しいもの。ここで重要なのは、「とにかく熱と湿気を逃がすこと」です。
おすすめ素材:リネン(麻)、レーヨン混、接触冷感素材
•リネン:吸湿性・速乾性が高く、サラッとした着心地
•レーヨン混:肌触りが滑らかで、ひんやり感がある
•接触冷感素材:肌に触れた瞬間ひんやりする加工で、エアコンと併用すればさらに快適
できるだけゆったりめの半袖・ショートパンツタイプを選び、熱をこもらせないようにしましょう。
秋(9月〜11月)|体温調節がしやすい「スムースニット」や「ワッフル素材」
秋は春と同じく、気温が安定しない季節。冷えすぎず、でも蒸れないパジャマが理想です。
おすすめ素材:コットンスムース、ワッフルニット、天竺ニット
•適度な厚みと伸縮性で、秋の冷えに対応
•ワッフル生地は凹凸構造で通気性と保温性を両立
•肌寒くなったら薄手の羽織りをプラスするのも◎
特に、日中はまだ暑さが残る9月頃は、長袖+七分丈パンツなど、工夫したアイテム選びで快適な眠りが実現します。
冬(12月〜2月)|保温性抜群の「フランネル」や「裏起毛」
冬の寒さは、眠りの大敵。体が冷えると、深い眠りに入りにくくなるため、保温性の高いパジャマが必須です。
おすすめ素材:フランネル(起毛コットン)、マイクロファイバー、裏起毛素材
•フランネル:綿ベースで肌触りが柔らかく、自然な温もりをキープ
•マイクロファイバー:軽くて温かい。毛布のような包み込まれる感覚
•裏起毛:汗をかいても冷えにくく、保温性が長続き
ただし、暖かさを追い求めすぎて通気性を失うと、汗がこもって逆に冷えることも。吸湿性のある天然素材(綿ベース)を意識して選ぶと安心です。
季節を問わず快眠するために大切なこと
1.サイズは「ややゆったり」がおすすめ
きついパジャマは血流や寝返りを妨げます。ワンサイズ上くらいが◎。
2.就寝中の発汗を意識して「吸湿性」を重視する
特に寝汗をかきやすい方は、化学繊維より天然素材を選びましょう。
3.古くなったパジャマは定期的に見直す
生地がへたったパジャマは吸湿性も低下。最低でも年に1〜2回の入れ替えがおすすめです。
まとめ
眠っている間の体は、思っている以上に敏感です。
だからこそ、季節に合った素材・デザインのパジャマを選ぶことが、ぐっすり眠るための“第一歩”になります。
「最近よく眠れない…」
そんな時は、まずはパジャマを見直してみてください。心地よい肌触りと適度な温度に包まれた夜は、想像以上にあなたの眠りを変えてくれるはずです。