新鮮な油と酸化した油
こんにちは、今回のテーマは、新鮮な油と酸化した油です。
唐揚げ、天ぷら、フライドポテト…。揚げ物が嫌いな人は、ほとんどいませんよね。
でも同じ揚げ物でも、「目の前で揚げたて」と「時間が経ったもの」では、健康への影響が大きく違うことをご存じでしょうか。
今回は、新鮮な油と酸化した油の違い、そしてなぜ酸化した油が体に良くないのかを、できるだけわかりやすくお話しします。
油は時間とともに「劣化」する
油はとてもデリケートな存在です。
空気・熱・光に触れることで、少しずつ「酸化」していきます。
特に揚げ物の油は、高温で加熱され、何度も空気に触れるため、酸化が一気に進みやすい環境にあります。
揚げた直後の油は、まだ比較的安定していますが、時間が経つほど、油の中では目に見えない変化が進行しているのです。
酸化した油が体に良くない理由
① 体の中で「サビ」を増やす
酸化した油を摂ると、体内でも酸化ストレスが増えます。
これはよく「体がサビる」と表現されます。
酸化ストレスが増えると、細胞や血管にダメージが蓄積し、老化や生活習慣病のリスクが高まります。
② 腸内環境を乱しやすい
酸化した油は、腸にとってもやさしくありません。
消化しにくく、腸内環境のバランスを崩す原因になることがあります。
腸内環境が乱れると、免疫力・肌状態・疲れやすさなど、全身に影響が広がります。
③ 「なんとなく不調」の原因になる
酸化した油の怖いところは、すぐに症状が出ないことです。
・疲れが抜けにくい
・胃が重い
・肌の調子が悪い
こうした「なんとなく不調」の積み重ねに関わっている可能性があります。
同じ揚げ物なら「揚げたて」を選ぶ理由
ここまで読むと、「じゃあ揚げ物は全部ダメ?」と思うかもしれません。
結論から言うと、揚げ物=悪ではありません。
揚げたては、油の酸化が最小限。
同じ揚げ物でも、体への負担は明らかに少なくなります。
スーパーのお惣菜よりも、目の前で揚げてくれる定食屋さんのフライ。
作り置きよりも、家で揚げたてを食べる。
これは「贅沢」ではなく、健康への投資です。
それでも大切なのは「食べ過ぎない」こと
いくら揚げたてでも、食べ過ぎれば脂質の摂りすぎになります。
おすすめは、量より質。
・食べるなら揚げたて
・回数は週に1〜2回程度
・野菜やたんぱく質と一緒に食べる
こうした小さな意識の積み重ねが、将来の体調を大きく左右します。
健康の持続時間を延ばすために
健康は、「我慢」ではなく選択の連続です。
揚げ物を完全にやめるより、
新鮮な油を、適量、美味しく楽しむ。
今日の一食が、5年後・10年後の体をつくります。
だからこそ、今の選択が「健康の持続時間」を延ばします。
ぜひ次に揚げ物を食べるとき、
「これは揚げたてかな?」と、少しだけ意識してみてください。
