こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、長期間移動で気をつけたい事です。
体と心を守る移動の工夫
旅行や出張など、長時間の移動を伴う予定があると、わくわくする反面、身体や心へのダメージが心配という方も多いのではないでしょうか。実際に、移動そのものは「座っているだけだから楽」と思われがちですが、長時間同じ姿勢を続けることは、私たちの体にじわじわと負担をかけています。
この記事では、長時間の移動で疲労や不調を溜め込まないために、事前にできる準備や、移動中に取り入れたい工夫についてご紹介します。
長時間移動が体に与える影響
まずは、長時間の移動がどのような負担を体に与えるのかを見ておきましょう。
● 血行不良によるむくみ・だるさ
飛行機や新幹線、バスなどで長く座り続けていると、足元の血流が滞り、むくみや倦怠感の原因になります。特に膝を曲げたまま動かさない状態が続くと、血流が滞りやすくなり、重だるさを感じやすくなります。
● 腰・肩・首への負担
座席の形状やクッション性が体に合っていないと、腰や肩、首に慢性的な負担がかかります。特に、背もたれと腰の間に隙間ができると、腰への圧力が強まり、腰痛の原因にも。
● 精神的ストレス
長い移動時間は、心にも疲れをもたらします。閉塞感や座席での居心地の悪さ、周囲の騒音などがストレスの元になりやすく、到着後のパフォーマンスに影響することもあります。
準備編:移動前にできること
● クッション・ネックピローの準備
自分に合ったクッションを用意するだけで、移動中の快適さが大きく変わります。特にお尻のクッション(低反発やゲルタイプなど)は、座面の硬さを軽減してくれ、腰への負担を減らすのに役立ちます。
また、ネックピローは首への負担を減らし、ウトウトしたときも無理な姿勢にならずにすみます。
● 服装はリラックス重視
締めつけの強い服やベルトは、長時間の移動では不快に感じやすくなります。ストレッチ性のある素材や、ウエストがゴム仕様のパンツなど、移動に適した服装を選びましょう。
移動中の工夫
● 1〜2時間に一度は立ち上がる
飛行機や電車では、可能な範囲で定期的に立ち上がって軽く歩いたり、ストレッチを取り入れたりしましょう。血流を促進し、身体のこわばりを防ぐことができます。
● 座ったままできるストレッチ
・足首を回す
・膝の上げ下げ
・肩をぐるぐる回す
・背伸びをする
こういった簡単なストレッチをこまめに行うことで、血流が良くなり、疲労の蓄積を防げます。
● 水分補給を忘れずに
移動中はトイレの心配から水分を控えてしまいがちですが、体内の水分不足はむくみや集中力低下の原因になります。こまめな水分補給は、健康を保つ基本です。
メンタル面のケア
● 音楽やポッドキャストで気分転換
好きな音楽やリラックスできるポッドキャストを聴くことで、閉塞感や移動の単調さを和らげることができます。移動の時間を「自分だけの時間」としてポジティブに捉える工夫も大切です。
● 目的地に着いてからの楽しみを思い描く
「この移動の先には、楽しい出来事が待っている」と想像することは、移動中のストレスを緩和し、気持ちを前向きにしてくれます。出張であっても、美味しいご飯や気になるお店など、ちょっとした楽しみを計画しておくと心が軽くなります。
移動後のアフターケア
到着後は、できればすぐにストレッチや軽いウォーキングを行いましょう。滞った血流を促進し、移動中の体のこわばりを解消するのに役立ちます。
また、湯船にゆっくり浸かるのもおすすめ。副交感神経が優位になり、緊張が解けて、心も体もリラックスできます。
まとめ
長時間の移動は避けられない場面も多いですが、ちょっとした準備や工夫をすることで、身体の負担を大幅に減らすことができます。快適に過ごすためのクッションやストレッチ、そして心を和らげる工夫を忘れずに取り入れて、次の移動もぜひ快適なものにしてくださいね。