あなたは1日に何時間座っているか
こんにちは、今回のテーマは、「あなたは1日に何時間座っているか」です。
突然ですが、昨日1日を思い返してみてください。
朝食を食べるとき、通勤・通学、仕事や勉強、スマートフォン、テレビ、パソコン……。
気づけば、ほとんどの時間を「座って」過ごしていたという人も少なくないのではないでしょうか。
運動不足というと、「運動をしていないこと」をイメージしがちです。
しかし実は、運動する時間だけでなく、運動していない時間に何をしているかも大切です。
今回は、身近だからこそ見落としやすい「座る時間」について考えてみましょう。
あなたは1日に何時間座っていますか?
まずは、今日1日の生活を思い出してみましょう。
朝食で30分、通勤で1時間、仕事で7時間、帰宅後に食事やテレビ、スマートフォンなどで3時間……。
このように積み重ねていくと、1日のかなりの時間を座って過ごしていることに気づくかもしれません。
ポイントは、「運動しているか」だけではなく、「動かない時間がどれくらい続いているか」にも目を向けることです。
たとえば、週に数回運動していたとしても、それ以外の時間をほとんど座って過ごしている場合があります。
「運動しているから大丈夫」と考えるだけではなく、普段の生活全体を見直してみることが大切です。
なぜ「座りすぎ」が気になるのでしょうか?
座っていること自体が悪いわけではありません。
休憩したり、食事をしたり、集中して仕事をしたりするためには、当然座る時間も必要です。
問題になりやすいのは、長時間にわたって座ったまま、ほとんど体を動かさない状態が続くことです。
体は、歩いたり立ったりすることで筋肉を使います。
ところが長時間座っていると、下半身を中心に体を動かす機会が少なくなります。
さらに、仕事やスマートフォンに集中していると、「そろそろ立とう」と意識することも少なくなります。
つまり、座りすぎのやっかいなところは、本人が気づかないまま時間が過ぎてしまうことなのです。
「運動」と「座っている時間」は別に考える
ここは、とても大切なポイントです。
たとえば、朝に30分ウォーキングをしたとします。
それはもちろん良い習慣です。
しかし、その後に仕事で8時間座りっぱなし、帰宅してから3時間テレビやスマートフォン……となれば、1日の大半は動いていません。
だからこそ、健康づくりでは「運動する時間をつくる」ことと、「座り続ける時間を減らす」ことを別々に考えるのがおすすめです。
運動=特別な時間をつくる
日常の活動=普段の生活の中でこまめに動く
この2つを組み合わせることで、「運動した日だけ頑張る」という生活から、日常的に体を動かす生活へ変えていきやすくなります。
座りっぱなしを防ぐためにできること
では、どうすれば座る時間を減らせるのでしょうか。
難しいことをする必要はありません。
① 定期的に立ち上がる
仕事や勉強に集中していると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
そこで、一定時間ごとに立ち上がる習慣をつくってみましょう。
水を飲む、トイレに行く、少し歩く、窓を開けるなど、理由は何でも構いません。
② 電話をしながら歩く
電話やオンライン会議など、必ずしも座っている必要がない時間は、可能であれば立ったり歩いたりしてみましょう。
③ 「ついで」に動く
歯磨きをしながらかかとを上げる、エレベーターではなく階段を使う、少し遠い場所のトイレを使うなど、日常生活には意外と「ついでに動ける場面」があります。
「運動しなければ」と考えるより、「今、少し動けないかな?」と考える。
このくらいの気軽さから始めても十分です。
まずは「座っている時間」を知ることから
健康習慣を変えるとき、いきなり目標を設定する必要はありません。
まずは、自分がどれくらい座っているのかを知ることから始めてみましょう。
スマートフォンを見ている時間、仕事をしている時間、テレビを見ている時間などを思い返してみると、「思っていたより長い」と感じるかもしれません。
そして、気づいたところから少しずつ変えていけばいいのです。
1時間座っていたら、少し立つ。
近くへの移動なら歩く。
仕事の合間に体を動かす。
こうした小さな行動の積み重ねが、毎日の活動量を変えていきます。
健康の「持続時間」を延ばすために
健康は、特別なイベントのためだけに存在するものではありません。
旅行に行く、子どもと遊ぶ、趣味を楽しむ、仕事を続ける、好きな場所へ出かける。
そうした「やりたいことを楽しめる時間」を少しでも長くするために、普段の生活を整えていくことが大切です。
だからこそ、今日から意識してほしいのが「何時間運動したか」だけではなく、「何時間座っていたか」という視点です。
まずは今日1日、自分がどれくらい座っているのかをチェックしてみましょう。
気づくことが、健康習慣を変える最初の一歩です。
長く座っていることに気づいたら、ほんの少し立って動く。
その小さな積み重ねが、未来の自分の「動ける時間」を守ることにつながっていきます。
