ついでトレーニングのすすめ
こんにちは、今回のテーマは、ついでトレーニングのすすめです。
「運動したほうがいいのは分かっている。でも、トレーニングのために時間を作るのが難しい……」
そんな人は、決して少なくありません。
仕事、家事、育児、買い物など、毎日の予定は思っている以上にたくさんあります。そこへ「毎日30分運動しましょう」と言われても、なかなか続きませんよね。
そこでおすすめしたいのが、「運動のために時間を作る」のではなく、「何かのついでに体を動かす」という考え方です。
ついでトレーニングとは?
ついでトレーニングとは、その名の通り、日常生活の中にちょっとした運動を組み込む方法です。
たとえば、歯を磨きながらスクワット、テレビを見ながらストレッチ、電子レンジを待つ間にかかとの上げ下げをする、といった具合です。
ポイントは「トレーニングの時間を確保しない」こと。
すでに毎日行っている行動に、ほんの少し運動を追加します。
これなら「今日は忙しいから運動できなかった」という日を減らしやすくなります。
「歯磨き+スクワット」で下半身を刺激
毎日ほぼ必ず行う習慣といえば、歯磨きです。
そこで、歯磨きの時間を下半身の運動に利用してみましょう。
歯を磨きながら、ゆっくりと膝を曲げ伸ばしするだけでも構いません。難しければ、立ったままかかとを上げ下げするだけでもOKです。
大切なのは、最初から頑張りすぎないこと。
「歯磨きをしたら、少し体を動かす」という組み合わせを作ることで、運動を習慣化しやすくなります。
「テレビ+ストレッチ」で体をほぐす
テレビや動画を見る時間があるなら、その時間をストレッチに利用するのもおすすめです。
座ったまま肩を回したり、首や背中をゆっくり伸ばしたり、ふくらはぎを動かしたり。大きな動きをしなくても、長時間同じ姿勢にならない工夫になります。
「テレビを見る時間を削って運動する」のではなく、テレビを見ながら体も動かす。
この発想なら、心理的なハードルもグッと下がります。
「待ち時間+筋トレ」という考え方
日常生活には、意外と「待つ時間」があります。
電子レンジを使っている時間、歯磨きを終えるまでの時間、湯沸かしを待つ時間、エレベーターを待つ時間などです。
こうした数十秒から数分程度の時間に、できる運動を取り入れてみましょう。
例えば、つま先立ち、スクワット、壁を使った腕立て伏せなど。無理なく安全にできるものを選びます。
「暇な時間=休む時間」と決めつけない。
ほんの少し体を動かす時間に変えるだけでも、1日の活動量を増やすきっかけになります。
「移動+運動」も立派なトレーニング
さらにおすすめなのが、移動そのものを運動に変えることです。
近所への買い物なら、可能な範囲で歩いてみる。エレベーターではなく階段を使う。少し遠い駐車場所を選ぶ。
こうした小さな選択の積み重ねも、身体活動を増やす方法のひとつです。
もちろん、無理をして階段を使う必要はありません。体調や体力、その日の疲労度に合わせて選びましょう。
「1回の運動」より「何度も動く」
運動というと、「30分走る」「1時間ジムに行く」といったまとまったトレーニングをイメージしがちです。
もちろん、こうした運動にも大きな価値があります。
一方で、忙しい人にとっては、まず日常生活の中で座りっぱなしを減らし、こまめに体を動かす習慣を作ることも重要です。
「今日はジムに行けなかったからゼロ」ではありません。
歯磨き中に30回、待ち時間に20回、テレビを見ながら5分。そんな小さな運動を積み重ねていけばいいのです。
ついでトレーニングを続けるコツ
続けるためには、「頑張ること」よりも生活の中に固定することがポイントです。
例えば、「朝の歯磨き=かかとの上げ下げ」「電子レンジ=スクワット」「テレビ=ストレッチ」というように、行動と運動をセットにします。
そして、最初は少ない回数から始めましょう。
「これなら毎日できる」と思えるくらいが、ちょうどいいスタートです。
運動は、まとまった時間がなければできないものではありません。
毎日の「ついで」を見つけることで、運動はもっと身近なものになります。
健康の持続時間を延ばすために
健康づくりで大切なのは、短期間だけ頑張ることではありません。
無理なく続けられる習慣を、長い時間にわたって積み重ねていくことです。
だからこそ、「運動する時間がない」と悩んでいる人ほど、まずは日常生活の「ついで」に目を向けてみてください。
歯磨き、テレビ、待ち時間、移動、家事。
そこには、意外と体を動かせるタイミングが隠れています。
「運動のために時間を作る」のではなく、「生活の中に運動を置いておく」。
そんな小さな工夫が、将来も自分の体を動かし続けるための習慣につながるかもしれません。
※痛みや体調不良がある場合は無理に運動せず、必要に応じて医療機関などに相談してください。特に不安定な姿勢での運動は、転倒などに十分注意しましょう。
