こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは。スポーツドリンクを飲む目安とは?水だけでいい?シーン別に解説です。
夏の暑い日や、汗をたっぷりかく運動をしたとき、「水だけで足りているのかな?」と不安になったことはありませんか?特に外での運動や長時間のトレーニングでは、脱水症や熱中症が気になりますよね。
僕自身、普段の運動では水だけで済ませることがほとんどです。しかし、状況によってはスポーツドリンクを選んだ方が良い場面もあります。今回は、スポーツドリンクが必要になるタイミングや注意点について解説します。
基本は水でOKな理由
まず、普段の軽い運動や30分以内のトレーニング、室内での軽めのエクササイズであれば、水だけで十分です。
汗をかいても体にとって致命的なミネラルや糖分の喪失はほとんどなく、こまめな水分補給を意識すれば体調を崩すことも少ないでしょう。
僕も日常的なトレーニングやパーソナルトレーニングの指導では、水を持参することが基本です。
こんな時はスポーツドリンクもおすすめ
ただし、次のような場面ではスポーツドリンクの活用を検討してみてください。
1. 夏場の屋外運動
30℃を超えるような暑さの中でランニングや屋外スポーツを行うと、体から大量の汗が出ます。汗と一緒にナトリウムやカリウムといった電解質(ミネラル)が失われるため、水だけだとバランスが崩れ、かえって体調不良を招くことも。スポーツドリンクは、これらの電解質を効率よく補ってくれます。
2. 1時間以上の持久運動
長時間の運動ではエネルギー源となる**糖分(炭水化物)**の補給も重要です。スポーツドリンクには、体にすばやく吸収される糖分が含まれており、パフォーマンスの維持にも効果的。長距離ランナーやサイクリストの間では定番です。
3. 発汗量が極端に多いとき
サウナスーツを着てのトレーニングや、代謝が高くて汗っかきな方など、極端な発汗がある場合は、水だけでは塩分不足に。手足がつる、頭がぼーっとする、といった症状が出たら、スポーツドリンクによるミネラル補給をおすすめします。
スポーツドリンクのメリットとデメリット
メリット:
•水よりも体内に早く吸収されやすい(アイソトニック・ハイポトニック)
•ミネラルと糖分を同時に補える
•脱水症や熱中症の予防に役立つ
デメリット:
•糖分が多く含まれており、飲み過ぎるとカロリーオーバーになる
•甘さがあるため、虫歯のリスクが高まる
•日常的に常飲すると、血糖値の急上昇など健康面への影響も
市販のスポーツドリンクには、500mlで30g以上の糖分が含まれるものも。これは角砂糖にして7〜8個分に相当します。飲む量や頻度には気をつけましょう。
まとめ
スポーツドリンクを飲むべきか迷ったときは、次の3つをチェックしてみてください。
1.運動時間が1時間以上かどうか
2.運動強度が高く、汗をたくさんかいているかどうか
3.環境が高温多湿であるかどうか
このどれかに当てはまる場合は、スポーツドリンクをうまく取り入れて体調管理をするのが賢い選択です。逆に、普段の軽い運動や室内トレーニングでは、水で十分です。
僕自身も、必要な時にはスポーツドリンクを飲みますが、基本は「水をベースに、必要なときだけプラスする」スタイルです。
体の声に耳を傾けながら、無理なく快適な運動習慣を続けていきましょう。