こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、子どもに学びたい睡眠時間 〜元気の源は「寝る力」〜です。
毎日、我が家には元気な子どもたちの声が響き渡っています。朝から全力で遊び、走り回り、笑い、時には泣いて、全力で一日を駆け抜けるその姿は、まさに“生命力”そのもの。大人である私たちが「ちょっと静かにしてくれないかな…」と思うほどのエネルギー。けれどその元気の源は、実はとてもシンプルで当たり前のこと——「しっかり寝ている」ことなのです。
寝ないと動けないのが子ども
子どもは、体力があるように見えて実はとても繊細。睡眠不足になると、一目でわかるほど機嫌が悪くなったり、集中力が落ちたり、何をするにもぐずぐずしてしまいます。逆に、ぐっすり眠った翌日は、朝からハイテンションで機嫌もよく、行動力も抜群。子どもは「寝ないと元気に動けない」ことを、文字通り身体で示してくれます。
これは、大人にもまったく同じことが言えるはずです。しかし、私たちは「仕事があるから」「家事があるから」「スマホを見たいから」など、さまざまな理由で自分の睡眠時間を削ってしまいがち。気づけば、慢性的な寝不足のまま何とか日常を回している人も多いのではないでしょうか。
睡眠リズムが整った子どもは、夜ご飯後に“気絶”する
我が家の子どもたちは、夕方になるとどんどんテンションが下がり、夜ご飯の頃にはまるで「気絶」したかのようにコテンと眠ってしまいます。それは、日中にしっかりと身体を動かし、夜になれば自然に眠くなるという、理想的なリズムができているからです。
この「日中は活動、夜は睡眠」というリズムこそが、本来の人間の自然な生活サイクル。子どもたちは本能的にそのリズムを大切にしているように見えます。寝たいときに寝る、眠いときは無理をしない。その当たり前のことが、現代の大人にとっては難しくなっているのです。
大人こそ、子どものように「眠る力」を取り戻したい
私たちは大人になるにつれて、忙しさや社会的な責任の中で「眠ること」の優先順位をどんどん下げてしまいました。でも、睡眠不足が蓄積すれば、パフォーマンスは落ち、心も身体も不調をきたします。子どもたちのように、自然なリズムで生活し、しっかり眠る習慣を取り戻すことが、健康への第一歩になるのではないでしょうか。
具体的には、以下のようなことを意識してみるとよいでしょう。
•決まった時間に寝る・起きる
•就寝前はスマホやPCを控える
•夕方以降のカフェインを避ける
•軽い運動やストレッチで身体を緩める
これらは、子どもたちが自然にやっていることばかりです。無理に習慣を変えるのではなく、「子どもみたいに生活する」と考えた方が、むしろスムーズに取り入れられるかもしれません。
最後に
子どもたちは、生きる力そのものであり、同時に「眠ることの大切さ」を私たちに教えてくれる“眠る先生”でもあります。日中にしっかり活動し、夜はぐっすりと眠る。そのシンプルで健やかなリズムを、私たち大人も見習っていきたいものです。
忙しい日々の中でも、眠ることを軽視せず、子どものように「寝る力」を取り戻してみませんか?あなたの明日が、きっともっと元気で、軽やかなものになるはずです。