こんにちは、今回のテーマは、過去の競技歴は肩幅に影響するかです。
「昔、水泳をやっていたから肩幅が広いんです」「ラグビー経験者はガッチリしているよね」──こんな話、聞いたことありませんか?
本当に過去の運動競技は肩幅を広げるのか。今回は科学的な視点と、現場で多くの方を見てきた経験の両方から検証していきます。

そもそも「肩幅」は何で決まるのか

肩幅は主に骨格(鎖骨の長さ・肩甲骨の位置)によって決まります。
この骨格の大枠は、遺伝と成長期(特に思春期)の影響が非常に大きいのが現実です。

ポイント:成人後に骨そのものが横に広がることは、基本的にありません。

一方で、「肩が広く見える」「がっしりした印象になる」要因として、
筋肉量(特に三角筋・広背筋・僧帽筋)は大きく関与します。
ここが、競技歴と肩幅が結びついて語られやすい理由です。

水泳経験者は本当に肩幅が広いのか

水泳は、肩関節を大きく動かす競技です。
特にバタフライやクロールでは、三角筋・広背筋・大円筋が発達しやすくなります。

良い例:水泳経験者は、肩周りの筋肉が発達し「肩幅が広く見える」体型になりやすい。

ただし重要なのは、骨格そのものが広がったわけではないという点です。
見た目として「逆三角形」になりやすく、それが肩幅が広いという印象につながっています。

ラグビー経験者=肩幅が広い説の真実

ラグビーは、接触プレーが多く、全身の筋力を必要とします。
特にフォワード系ポジションでは、上半身の筋肥大が顕著です。

ラグビー経験者の特徴

・三角筋、僧帽筋、胸筋が発達しやすい
・体脂肪も含めて「厚み」が出やすい
・結果として肩幅が非常に広く見える

しかしここでも、肩幅そのものが競技で拡張されたわけではありません
もともと体格に恵まれた人が競技を選び、さらに鍛えられた結果、印象が強化されているケースが多いのです。

陸上競技は肩幅に影響するのか

陸上競技と一口に言っても、短距離・投擲・長距離で体型は大きく異なります。

短距離・投擲:上半身も強く使い、肩周りの筋肉が発達しやすい
長距離:肩幅への影響は比較的少ない

つまり、競技種目によって影響は大きく異なるということです。

「過去に〇〇をしていたから」はどこまで本当か

ここまでを整理すると、結論は非常にシンプルです。

注意:過去の競技歴で「骨格としての肩幅」が広がることは、ほぼありません。

一方で、
・筋肉量の増加
・姿勢の変化(胸が開きやすくなる)
・体脂肪とのバランス

これらによって、肩幅は大きく見えるようになります。

今からでも肩幅の印象は変えられる

「じゃあ、もう手遅れ?」と思う必要はありません。
肩幅の印象は、今からでも十分に変えられます。

逆に、肩幅を目立たせたくない人は、過度な肩トレを控え、全身バランスを意識することが大切です。

まとめ|競技歴よりも大切な視点

過去の競技歴は、肩幅の「見え方」には影響する
しかし、本質は骨格ではなく筋肉と姿勢です。

「若い頃に何をしていたか」よりも、
これからの人生で、どんな体を維持していくか
それこそが、パワーリザーブが大切にしている「健康の持続時間」という考え方です。

年齢や過去に縛られず、今できることを積み重ねていきましょう。

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