こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、頑張らない時間が心を整える 〜メリハリがつくと、人生がもっと動き出す〜です。
はじめに
「もっと運動しなきゃ」「私も頑張らなきゃ」——SNSや周囲の人を見て、そう思ったことはありませんか?
運動をしている人、仕事に打ち込んでいる人、目標に向かって努力している人。そういった人を見ると、自分も頑張らないといけない気持ちになります。もちろん、努力することや頑張ることは素晴らしいことです。成長や達成感、自己肯定感にもつながります。
でも、その「頑張らなきゃ」が自分を追い込んでしまうこともあります。
特に、真面目な人ほど「常に努力していないとダメ」と自分を責めてしまいがち。やる気が出ない日、身体が重い日、何もしたくない日——そんな自分を「甘えだ」と否定してしまう。でも、ちょっと待ってください。その“頑張らない時間”こそ、実は心と身体を整えるためにとても大切な時間なんです。
人はずっとアクセルを踏み続けられない
車も、人も、ずっとアクセルを踏み続けていたら壊れてしまいます。燃料が切れたり、エンジンが熱くなりすぎたりして、動けなくなってしまう。だからこそ、適度にブレーキを踏むこと、エンジンを休ませることが必要です。
「頑張らない時間」とは、まさにそのブレーキの時間。
何もしないことに罪悪感を感じる必要はありません。ソファでただゆっくりする、コーヒーを飲みながらぼーっとする、好きな音楽を聴く。そんな何気ない時間が、実は心にゆとりをもたらし、次に頑張るためのエネルギーを充電してくれるのです。
メリハリが生む“前向きなスイッチ”
ずっと頑張るのではなく、「頑張る時間」と「頑張らない時間」にメリハリをつけることが、結果的に長く継続できるコツでもあります。
たとえば運動もそう。毎日ハードなトレーニングをしていたら、どこかで燃え尽きてしまいます。でも「今日は軽いストレッチだけ」「今日は完全に休む日」と決めておけば、身体だけでなく心もリフレッシュできます。そして不思議なことに、休むことで「また動きたい」という前向きなスイッチが自然と入ってくるんです。
自分に優しくすることで、他人にも優しくなれる
自分を責めることがクセになっている人は、無意識に他人にも厳しくなりがちです。「私はこんなに頑張ってるのに」と他人に期待してしまう。でも、自分をゆるめることができるようになると、不思議と周囲にも優しくなれます。
「今日は何もしない日でいい」
「今の自分も十分、よくやってる」
そんなふうに自分に声をかけてあげてください。自分を肯定する言葉は、心のバランスを整え、人生を穏やかに進める力になります。
まとめ
頑張る時間はもちろん大切。でも、頑張らない時間も同じくらい、いや、それ以上に大切かもしれません。その時間があるからこそ、頑張るときの力が湧いてくるのです。
人生は長いようで短い。ずっと全力では続きません。だからこそ、立ち止まる勇気を持ちましょう。そして、自分に合ったリズムで、メリハリをつけながら歩んでいきましょう。
「今日は頑張らない日」
そう決めたあなたは、きっと明日からまた少しずつ前を向いて進めるはずです。