こんにちは、Takamiです。
今回のテーマは、ご褒美時間をどう過ごすか 〜心と体をリセットする健康的なひととき〜です。
はじめに
日々、仕事に家事、育児と慌ただしく過ごしていると、「自分の時間なんてない」と感じてしまうことも少なくありません。現代を生きる私たちにとって、まとまった休息やリフレッシュの時間を持つことは、まさに“ご褒美”。しかし、1日まるまる休める時間なんてなかなか取れないのが現実です。
だからこそ、1時間、30分、たとえ10分でも「ご褒美時間」をどう過ごすかが、自分自身の心と体の健康に大きく影響します。今回は、短いけれど確保できた貴重な“自分時間”を、健康的に・充実して過ごすためのヒントをご提案します。
ご褒美時間=“何もしない時間”でもOK
まず大切なのは、「何かをしなければ」と無理に予定を詰め込まないことです。ご褒美時間は「頑張った自分に休息を与える」ための時間。何もしないでぼーっとする時間は、脳を休め、自律神経を整える効果があります。
リビングでコーヒーを飲みながら、静かに窓の外を眺める。お香を焚いて、照明を落とし、深呼吸をする。そんな時間も、心と体を整える立派なセルフケアです。
軽い運動で“いい疲れ”をプレゼント
ご褒美時間におすすめしたいのが、軽い運動。とはいえ、ジムに行って本格的に鍛える必要はありません。ストレッチやヨガ、ウォーキングなど、身体をゆっくり動かすだけでも、血流が促され、心身がすっきりします。
特におすすめは、朝や夕方のウォーキング。自然の音や景色に触れることで、五感が刺激され、気持ちもリフレッシュ。運動後の心地よい疲労感が、夜の睡眠の質を高めてくれるというメリットもあります。
栄養と向き合う“食のご褒美”
普段は家族の食事を優先して、自分の食事は後回しになりがち。でも、ご褒美時間には「自分のための一食」を意識してみてください。
好きな食材で、簡単でも栄養バランスの取れた食事を作る。あるいは、普段より少し良いお茶やコーヒーを用意して、ゆっくり味わう。そんな時間が、体だけでなく心も満たしてくれます。
「美味しいもの=ジャンクフード」ではなく、「体にやさしいものを丁寧に味わう」という視点に立つことで、食のご褒美がより豊かなものになります。
「五感」を喜ばせる時間をつくる
健康というと運動や食事が注目されがちですが、実は「五感」を満たすことも心身の健康にとって重要です。
・好きな香りを楽しむ(アロマ、ハーブティーなど)
・肌触りの良い服やブランケットに包まれる
・お気に入りの音楽を聴く
・心が落ち着く景色を見る
こうした体験は、交感神経の緊張を緩め、リラックスした状態をつくり出します。特に視覚や嗅覚、聴覚は脳にダイレクトに働きかけるため、短時間でも深い癒やしを得られます。
健康的な“習慣”にすることで、未来の自分にもご褒美を
「ご褒美時間」は単発の癒やしではなく、続けることで大きな効果を発揮します。たとえば毎週○曜日の夜は「自分時間」と決めておくと、心の余裕が生まれ、日々の疲れの溜まり方も変わってきます。
また、小さな積み重ねが習慣となることで、心身のバランスが整い、日々のパフォーマンス向上にもつながります。「未来の自分へのご褒美」として、今この時間を大切に使ってみてください。
まとめ
ご褒美時間の過ごし方は、人それぞれです。でも共通して言えるのは、「自分を労わる時間」を持つことが、結果的に仕事や家族、周囲にとってもプラスになるということ。
大切なのは、「時間の長さ」ではなく「質」。1時間でも10分でも、自分の心と体が喜ぶ時間を、意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?