こんにちは、今回のテーマは、オンラインは聞く力が試される理由です。

オンラインでの仕事や打ち合わせ、そしてオンラインパーソナルトレーニングが当たり前になった今、改めて感じることがあります。それは、「話す力」以上に「聞く力」が試されるということです。

対面ではうまくいっていたのに、オンラインだとどこか噛み合わない。そんな経験はありませんか?実はそこに、健康や人間関係の「持続時間」を左右するヒントが隠れています。

なぜオンラインでは「聞く力」が重要なのか?

① 表情・空気感が伝わりにくい

対面であれば、相手の姿勢、呼吸、ちょっとした間など、言葉以外の情報を自然に受け取れます。

しかしオンラインでは、画面越し。情報量は大きく減ります。その分、相手の言葉そのものに集中して耳を傾ける力が必要になります。

オンラインでは「聞いているつもり」が一番危険。意識的に聞こうとしなければ、簡単にズレが生まれます。

② 沈黙が不安になりやすい

オンラインでは、少しの沈黙でも「通信トラブルかな?」と不安になります。その結果、相手の話を最後まで待たずに話し出してしまうことが起こりやすいのです。

ですが、本当に大事な言葉は、実は沈黙のあとに出てくることが多い。

健康指導でも同じです。「最近どうですか?」という問いのあと、すぐに答えが出ないときこそ、本音が眠っています。

聞く力が「健康の持続時間」を伸ばす

私自身、150名以上の方にオンラインで指導をしてきましたが、成果が長く続く人には共通点があります。

それは、トレーナー側がしっかり話を聞いているということ。

・最近、睡眠はどうか
・食事で困っていることは何か
・本当はどうなりたいのか

これらを深く聞き出せると、アドバイスは一気に「その人専用」になります。

逆に、聞かずに一般論を伝えると、一時的には頑張れても、長くは続きません。

オンラインで聞く力を高める3つのコツ

① 相手の言葉を繰り返す

「最近疲れやすくて」と言われたら、
「疲れやすいんですね」と返す。

それだけで、相手は「ちゃんと聞いてもらえている」と感じます。

② 質問はシンプルにする

オンラインでは情報量が少ない分、質問は一つずつが基本です。

×「最近どうですか?食事と運動と睡眠は?」
情報が多すぎて答えづらい。

◯「最近の睡眠、どうですか?」
一つに絞ることで本音が出やすくなります。

③ 相手の“感情”に注目する

オンラインでは、事実よりも感情の揺れに注目します。

声のトーンが少し落ちた。
言葉が少し詰まった。

そこにこそ、改善のヒントがあります。

聞く力は、自分の人生にも返ってくる

面白いことに、聞く力を鍛えると、自分自身の体の声も聞こえるようになります。

「今日は少し疲れているな」
「今は無理をしないほうがいいな」

こうした小さなサインに気づける人は、健康を長く保つことができるのです。

健康は一気に崩れるものではなく、
“聞かなかった小さなサイン”の積み重ねで崩れていきます。

オンラインは不便に見えて、実は本質的なコミュニケーション力を磨いてくれる環境です。

話す力よりも、まずは聞く力。
それが、人間関係の持続時間も、健康の持続時間も伸ばしてくれます。

ぜひ次のオンラインの場面で、少しだけ「聞くこと」に意識を向けてみてください。きっと、これまでとは違う気づきがあるはずです。

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