過ぎたるは猶及ばざるが如し
こんにちは、今回のテーマは、過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
少し難しい言葉ですが、意味はとてもシンプル。「やりすぎは、やらないのと同じくらい良くない」ということです。
これは仕事にも人間関係にも当てはまりますが、健康の持続時間という観点で見ると、非常に本質的な教えになります。
なぜ「やりすぎ」は健康を削るのか?
たとえば運動。
「健康のために毎日2時間走る」「筋トレを限界まで追い込む」
一見ストイックで素晴らしいように思えます。
しかし、回復が追いつかなければ、体は確実に消耗します。
運動 → 疲労 → 回復 → 強くなる
この「回復」が抜け落ちると、ただのダメージになります。
オーバートレーニングは、ケガ・ホルモンバランスの乱れ・免疫低下を引き起こします。
結果として運動を続けられなくなるのです。
つまり、やりすぎは継続を壊す。
継続できなければ、健康の持続時間は短くなります。
食事制限も同じ
ダイエットでもよくある話です。
極端な糖質制限
極端なカロリーカット
短期的には体重が落ちます。
しかしその反動で暴食 → リバウンドという流れに陥る人が非常に多い。
×:
「3ヶ月で10kg痩せたい」と無理をする → 体調を崩す → やめる → 元に戻る
◯:
「1年で5kg落とす」と決める → 習慣を整える → 継続できる → 体型が安定する
派手な成果より、静かな継続。
これが健康の本質です。
頑張り屋ほど気をつけたい
特に真面目な人ほど、「やるなら徹底的に」と考えます。
ですが、健康は短距離走ではなくマラソンです。
・今日は少し物足りない
・まだ余力がある
そのくらいで終える勇気が、明日につながります。
「もっとできるのにやめる」ことは、サボりではありません。
それは未来の自分への投資です。
健康の持続時間という考え方
私たちはつい、今日の成果を求めてしまいます。
しかし本当に大切なのは、何歳まで元気で動けるかという視点です。
今の選択が、10年後・20年後の体にどう影響するかを考えること。
「今だけ良ければいい」ではなく、「長く続くかどうか」を基準にする考え方です。
若い頃に無理を重ね、関節を酷使し、睡眠を削り続けた結果、
40代・50代で不調に悩む人は少なくありません。
長く健康でいる人は、例外なく“やりすぎない人”です。
ちょうどいいを見つける方法
では、どうすれば「過ぎない」ラインを見つけられるのでしょうか。
① 翌日に疲労を残さない強度にする
② 睡眠時間を削らない
③ 1年続けられるか自問する
この3つを守るだけでも、健康の持続時間は大きく変わります。
もし「これは一生できる」と思えないなら、どこかで無理をしています。
孔子の言葉が今も生きる理由
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」は、約2500年前の教えです。
時代が変わっても、人間の体の構造は変わっていません。
刺激は必要。
でも、刺激だけでは壊れる。
✔︎:
大切なのは「攻め」と「回復」のバランス。
このバランス感覚こそが、健康寿命を伸ばします。
まとめ
・やりすぎは継続を壊す
・継続できなければ健康は積み上がらない
・ちょうどいい努力が、未来をつくる
物足りないくらいが、実は最強。
健康とは、瞬間的な頑張りではなく、静かに積み上がる時間の総量です。
今日も少しだけ動く。
そして、明日もまた動ける余力を残す。
それこそが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を現代の健康に活かす方法なのです。
